不用品回収コラム

不用品はリサイクル!不用品回収業者やリサイクルショップに依頼しよう

使わなくなった家具や電化製品タンスの奥にしまってある洋服など、さまざまな不用品の処分に困っている方も多いでしょう。近年地球環境を守るためにも、不用品をリサイクルすることの重要性に目が向けられています。そこで今回は、不用品をリサイクルするための方法についてご紹介していきましょう。

1.不用品はリサイクルすることが大切

不用品は正しい方法で処分したりリサイクルに出したりすることが大切です。ここではお財布にも環境にも優しいリサイクルについて、詳しくみていきましょう。

1-1.リサイクルとは

そもそもリサイクルとは、ゴミとなる廃棄物を有効利用するという意味で使われています。リサイクルのほかに、製品を作る際に最小限のもので作る工夫をするリデュースがあります。また使用済みの製品をもう一度再利用するリユースとまとめて、3Rとも呼ばれているのです。

消費者としてできるリサイクルには、ごみをきちんと分別して捨てることや、リサイクル製品を使用することがあげられます。一方で生産者や事業者には、使用済み自社製品の回収に取り組んだり、リサイクルを見越して設計したりすることが求められているのです。

1-2.不用品をリサイクルにだすメリット

リサイクルに取り組むメリットとしては、ゴミを減らせることがあげられます。現在大量のゴミを焼却するために、膨大なエネルギーが使われていることも問題となっています。ゴミを埋め立てて処分するにしても、その場所も無限にあるわけではありません。そのためリサイクルを促進することでごみを減らせるため、結果的に環境によい取り組みへつながるのです。

また新しい製品を作り出すために必要な資源を節約できます。このまま消費を続けてしまうと、地球の資源は枯渇してしまう恐れがあるといわれています。不用品を捨てずにだれかにもう一度使ってもらったり、正しい方法で処分したりしましょう。限りある資源を有効利用することへとつながるのです。

1-3.日本はリサイクル率の低いことが問題に!

日本は世界的にみてもリサイクル率が低い国として知られています。2013年に行われた、OECD加盟国のリサイクル率を表した表では、日本のリサイクル率が19パーセントと全34か国のうち下から5番目という結果になっています。各国でゴミの回収方法や処分方法に大きな違いがあるため、一概にはいえません。しかしさらにリサイクル率をあげていく必要があるのは、確かなことです。

2.不用品回収業者とリサイクルショップの違いについて

不用品を処分する際にはリサイクルを行ってくれる不用品回収業者に依頼するか、リサイクルショップへ持ち込むのがおすすめです。ここではふたつの違いについてご紹介します。

2-1.不用品回収業者について

とくに引越しなどで時間が限られているという方におすすめしたいのが、不用品回収業者に依頼することです。さまざまなジャンルの不用品を一気に引き取ってもらえるうえに、状態のよいものであれば買い取ってもらえる可能性も高くなります。またリサイクルショップでは、引き取ってもらえないものも多いものです。それに対し不用品回収業者であれば、ほとんどのものに対応してもらえます。生ゴミなどの家庭でのゴミ、ガソリンや油のような危険物でない限りはお任せできるでしょう。

一方で一気に依頼できて手間が省ける分、不用品の状態によっては処分に費用のかかってしまうことがデメリットとしてあげられます。

2-2.リサイクルショップについて

時間に比較的余裕があるという場合には、リサイクルショップに不用品を持ち込むのがおすすめです。買い取り価格は、状態やブランド・希少価値によって大きく幅があります。しかし処分の費用がかからずに、リサイクルできるというメリットがあります。

一方リサイクルショップでは、買い取ってもらえないものや、引き取ってもらえない可能性があるというデメリットもあるのです。とくに使用に問題のある家電商品や大きすぎる家具、ノーブランドの洋服などは買い取ってもらえない可能性が高くなるため注意しましょう。またリサイクルショップによっては、取り扱いのジャンルが決められている場合も多くなっています。事前にリサーチしてから持ち込みましょう。

3.不用品として回収されたものはリサイクルへ

不用品回収業者によって集められたものは、リサイクルすることが法律で義務付けられています。ここでは回収されたものがどうなっているのかをご紹介しましょう。

3-1.きちんとした不用品回収業者であればリサイクルへ

法律を守って営業を行っている不用品回収業者によって集められたものは、法律を守った正しい方法で処分されたり海外へ輸出して再利用されたりしています。この処分にかかるリサイクル料は業者が支払っているものです。

3-2.違法な業者に依頼すると不法投棄される場合も

違法な不用品回収業者によって集められたものは、山奥などに不法投棄される可能性があります。場合によっては回収を依頼した後に、不法投棄の連絡で警察から問い合わせがくる可能性もあるでしょう。このようにきちんと許可を受けていない不用品回収業者に依頼すると、きちんとリサイクルをしてくれない可能性が高くなります。決して利用しないようにしましょう。

4.まとめ

今回は不用品とリサイクルの関係についてご紹介しました。地球の環境のためにも、不用品を処分する際には、リサイクルにつながるような方法を選ぶことが大切です。自分でリサイクルショップに持ち込めるものであれば、買い取りを依頼しましょう。また回収業者に依頼する場合には、回収後にきちんとリサイクルを行ってくれるような、きちんとした不用品回収業者に処分を依頼することも大切です。

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