不用品回収コラム

大量に出た不用品はこんな方法で処理しよう!不用品の処分の仕方を解説

引越しや子どもの独立などで家の中を整理すると、不用品が大量に出てしまうことがあります。整理せねばと思いながらついついため込んでしまった物を、「断捨離して部屋をきれいに片付けて心機一転しよう」などというときにも、不用品の多さに驚く方がいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは大量に出た不用品の処分の方法や、遺品整理で出る大量の不用品の処理の方法をご紹介します。

1.不用品の不法放棄は犯罪?

大量に出た不用品は廃棄物といえます。廃棄物は、法律で決まられた処分場所以外に勝手に捨ててしまうと不法投棄という罪になります。処分場所やその分別の仕方は区市町村によって異なり罰則も異なりますが、指定以外の場所で処分することは許されることではありません。

1-1.不法放棄は必ずバレる

人目を避けて破棄すればいいと思っているのは大間違いです。現在は監視カメラがさまざまな場所に設置されているので不法投棄した瞬間が撮影されてしまいます。

また不法投棄した物から個人を特定する情報がわかり、持ち主が特定される場合も数多くあります。不法投棄された場所の土地の持ち主や、不快に思う人が警察に届け出て監視カメラや放棄された物から犯人が割り出されてしまうのです。不用品は不用品の処理方法を理解し、刑罰に処されることなく必ず正しい方法で処分しましょう。

2.大量の不用品はこんな方法で処理しよう

中には不用品を分別することが得意な方もいらっしゃるかもしれません。しかし不用品が大量に出た場合、それを分別して処理するは大変な作業です。

不用品の分別の手間を省きたいという方は不用品回収業者に依頼することもおすすめです。大量に不用品がある場合の処分の仕方をいくつかご紹介しますので、片付けるときの参考にしてください。

2-1.住まいの自治体に依頼する

子どもの独立などライフスタイルが変わることで大量の不用品が出た場合、不用品の処分を住んでいる自治体に依頼するのも1つの方法です。

不用品の回収の仕方は、その自治体によって異なるのでホームページなどで確認してください。たとえば東京都の場合は自分で分別し、粗大ごみとなるものについては粗大ごみ受付センターに問い合わせます。

コンビニなどでチケットを購入し、決められた日に自宅前や指定の場所に不用品を運び回収してもらう手順です。自治体に依頼する場合は自分で不用品を分別し、まとめなければなりません。ただその分、不用品回収業者に依頼するより費用は安く済みます。

ちなみの家電製品は自治体では回収してもらえません。家電製品に関しては家電量販店に引き取ってもらうか、リサイクルショップに持ち込んで処分してください。

2-2.引越し業者に依頼する

引越しなどで大量に不用品が出た場合は自治体以外に、引越し業者に不用品の回収を依頼できます。

大量の不用品を分別することなく、そのまま回収してもらえるので便利です。ただ業者によっては、不用品の回収をしていない場合もあるので、引越し作業と同時に不用品の回収にも対応しているかどうかあらかじめ確認することが必要となります。

2-3.不用品回収業者に依頼する

大量に出た不用品の処分は、やはり不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。不用品回収の専門家なのですから、任せておけば大量の不用品でもきれいさっぱりと処分してもらえます。ただ料金がかかるので、依頼するときは費用を確認して依頼しましょう。

不用品回収業者の中には国が定める許可を持たずに営業している業者もあります。また費用についても業者によってさまざまです。

公式サイトなどで実績や口コミなどをチェックしたり、数社に見積もりを出してもらって価格を比較したり、信頼のおける業者を見極めて依頼するようにしてください。 

ちなみに最近「不良品回収いたします」などという広告がよくポスティングされていますが、なかには依頼すると高額な価格を請求されるような悪徳業者もいるためご注意ください。

3.遺品整理での不用品は遺品専門業者に依頼!

高齢だった親など身内の方が亡くなられた際にも、大量な不用品が出て処分しなければなりません。

人がひとりなくなるということは、故人の身の回りの日常品や大切にされていた物などたくさんの遺品が残ります。形見分けする物もあることでしょうが、処分しなければならない不用品もたくさんです。

遺品の整理は四十九日を目安に整理を始めるのがよいとされていますが、たとえば住居を別にして故人が賃貸物件に住んでいたなどという場合は、撤去する関係で早く遺品整理しなければならないこともあります。

遺品整理は大変手間のかかる作業です。そのため遺品整理の専門業者に依頼し不用品を処分するのがおすすめです。

思い出の品や貴重品を整理してくれるほか、物によっては買い取りをしてくれる場合もあります。専門業者に依頼すれば遺品を供養し処分してくれるのです。

ただしこれも不用品回収業者に依頼する時と同様に、数社から見積もりを取ったり、実績や口コミを参考にしたり、信頼のおける業者に依頼しましょう。

4.まとめ

引越しなどのほか、ライフスタイルが変わることで大量に出る不用品は、法律違反となるため不法投棄はせずに、きちんとした方法で処分しましょう。

自治体に依頼するより費用はかかりますが、不用品回収業者に依頼するのは便利です。しかしなかには悪徳業者もいるので、信用のおける業者に選んで依頼するようにしてください。大量に出た不用品は、上手に処分してきれいに片づけてください。

ランキングTOPページ