不用品回収コラム

大型の不用品はどうやって処分する?自分で持ち運べないなら回収業者にお任せ

大型の不用品を処分する場合、持ち運べる物なら大型ごみや粗大ごみとしてお住まいの地域のルールにのっとって回収してもらう、もしくは施設に持ち込みます。持ち運べない物については、不用品回収業者に依頼しましょう。この記事では、処分に困る大型の不用品について、どのように対処すべきか方法などを詳しく解説していきます。

1.大型ごみ・粗大ごみの回収方法とは?

世の中では使っていないものは捨てて必要な物だけを手元に残すという断捨離ブームが長く続いているので、家を思い切って片付けた際に大型の不用品が出て、その処分に困っている方は多いのではないでしょうか。

不用品を回収してもらうときは、環境に配慮するためや、回収における作業効率を上げるためのさまざまなルールがあり、大型の不用品は「大型ごみ」や「粗大ごみ」として出す必要があります。

お住まいの地域によってルールは少しずつ異なりますが、大型ごみや粗大ごみとはお住まいの地域の普通ごみ用の袋に入らない大きさのごみのことをいいます。椅子やテーブル、たんすなどの家具をはじめ、ふとんやカーペット、自転車や三輪車なども含まれます。こうした大型の不用品を捨てる場合には、以下の3つの手順を守って回収に出しましょう。

1-1.処理券を購入する

大型の不用品は無料で回収してもらうことはできないので、必ず処理券を購入する必要があります。処理券の購入場所は、お住まいの地域で指定されているコンビニや郵便局、スーパーなどです。なお、一度購入すると返品することができないので、使い切れるように無駄なく購入するようにしましょう。

1-2.ごみ回収施設に連絡する

お住まいの地域によって差はありますが、大型の不用品を回収してもらう際には事前予約が必要です。確実に回収してもらうためにもごみ回収施設に事前に連絡して、収集日や時間を確認しておきましょう。

ごみ処理施設に直接持ち込む方法もあります。その場合も同様にごみ回収施設に連絡して、持ち込む日時を確認しましょう。

1-3.不用品に処理券を貼り付けて収集場所に運ぶ

事前に確認しておいた収集日の決められた時間までに、ごみに処理券を貼り付けて収集場所に運びましょう。処理券が貼り付きにくい素材の不用品の場合は、風で吹き飛んでしまう可能性があります。処理券がなければきちんと予約していても回収してもらえなくなってしまうので、テープで補強するなどして処理券がはがれないようにしておきましょう。

2.大型ごみ・粗大ごみの回収で気を付けるべきこと

万が一、収集日や時間を間違えて回収してもらうことができなかった場合、ごみをそのまま収集場所に放置していると周囲の人に迷惑をかけてしまうことになります。次の収集日がくるまで、必ず一度家に持ち帰りましょう。

大型の不用品を何度も運ぶのは、成人男性であってもとても労力が必要な作業です。事前予約が必要であることがほとんどですが、必要でない場合も収集日や時間を間違えることがないように、お住まいの地域のホームページなどを確認し、不明点がある場合は事前に問い合わせておくと安心です。

3.自分で持ち運べない大型の不用品がある場合は不用品回収業者に依頼しよう

自分で持ち運べる程度の大きさの不用品であれば、お住まいの地域のルールにのっとって処分することができますが、自分では持ち運べないほど大型の不用品については不用品回収業者に依頼しましょう。不用品回収業者に依頼するメリット・デメリットは以下の通りです。

3-1.メリット

不用品回収業者であれば、大型の不用品を家の前まで取りに来てもらうことができるので、ご高齢の方や女性、忙しい方であっても気軽に不用品を処分することができます。年末の大掃除後など、不用品が数多く出てしまった場合に利用するのもとても便利です。

業者によっては連絡するとすぐに引き取りに来てくれる場合があり、不用品をすぐに片付けることができます。片付け後に不用品の山が部屋のスペースを占領している状態を見るのは誰しも気持ちのいいものではないので、業者がすぐに引き取ってくれるととてもすっきりした気分を味わえます。

3-2.デメリット

不用品回収業者にはさまざまな業者がいるので、なかには、悪質な業者がいる可能性があります。作業後に最初に提示された引き取り金額よりも高い金額を要求されたり、処分を依頼した大型の不用品を空き地に不法投棄していたことが判明したりするケースもあるので、業者選びは大切です。

自分で持ち運べない大型の不用品は不用品回収業者に依頼するしかありませんが、トラブルに巻き込まれないようにするために、依頼する前には必ずホームページに掲載されている実績や周囲の人から聞いた口コミを参考にしましょう。

4.まとめ

大型の不用品は持ち運べるものであれば大型ごみ・粗大ごみとして、お住まいの地域のルールにのっとって回収してもらうことができます。事前にごみ回収施設に電話して手順や日時をよく確認し、確実に回収してもらえるように気を付けましょう。

自分で持ち運べない大型の不用品や数が多い場合は、不用品回収業者に引き取ってもらいましょう。家の前まで来てくれるだけでなく、すぐに引き取りに来てもらえる場合もあり、とても便利です。ただし、悪質な業者を選んでしまわないように、業者選びは慎重に行いましょう。

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