不用品回収コラム

不用品を捨てられないのはなぜ?理由と対策、捨てるための手順を徹底解説!

不用品を捨てられない方は多いと思いますが、「もったいない」「捨てることに罪悪感がある」など、理由は人によってさまざまです。不用品を捨てられないことが続いてしまうと、家の中の環境が悪化していくことにつながります。収納していた物をすべて並べ、分類してから収納すれば不用品は必ず捨てることが可能です。この記事では、不用品を捨てられない理由や、不用品を捨てられない場合の対策について詳しくご紹介します。

1.不用品を捨てられない理由と対策とは?

「ミニマリスト」や「シンプリスト」と呼ばれる必要最低限の物しか持たないすっきりとした暮らしを実現している人が増えている一方で、不用品だとわかっていても捨てられない方も多いでしょう。

不用品を捨てられない方は以下の5つの特徴をもつ人のどれに当てはまるかを考え、参考にしてみてください。

1-1.もったいないと思ってしまう人

日本人の「もったいない精神」は世界に誇るべきものですが、不用品の一つひとつに対していちいちこのもったいない精神を発揮していると物は増える一方になってしまいます。いくらその不用品を捨てるのがもったいなかったとしても、残しておいたところで利用価値がないのなら捨ててしまっても後悔はしないはずです。

物に対してもったいないと思うのなら、物を置くことによって占領されているスペースや物を一度取り出さなくては他の物を動かせなくなっているその手間の方をもったいないと考え直してみませんか。不用品を捨てれば、空間や時間を有意義に使うことにもつながります。

1-2.捨てることに罪悪感がある人

もったいないと似ていますが、捨てること自体に罪悪感がある人は少なくありません。とくに高価だった物や手に入れにくかった物、お祝いなどで誰かにもらった物に対しては、自分の中で罪悪感の方が勝ってしまって捨てられないことが多いです。

捨てる際には入手した時のこだわりではなく現在の物に対する思いを重視し、不用品は思い切って捨てましょう。捨てる際に物に対して心の中で「今までありがとう」と伝えるだけで、罪悪感は薄れます。

1-3.決断できない人

不用品を捨てる際には、残しておくか捨てるかを決めなくてはなりません。しかし、この決断をするためには集中力が必要なため、複数の不用品を前にすると決断力が鈍ることがあります。決断を先延ばしにしてもやるべきことを後回しにしているだけです。

一日一個で構わないので、不用品を捨てる決断をしましょう。毎日捨てる決断ができなかったとしても、今までよりも不用品を捨てられるようになるはずです。また、収納している場所ごとに捨てるかどうかの決断をすると、他の物との価値を比べやすくなるので、決断しやすくなります。

1-4.いつか使うかもしれないと思ってしまう人

今の自分にとって明らかに不用品なのに、いつか使うかもしれないと思って捨てられないことがあります。たとえば、以前着ていた服は体型が変わって今では着られないのにそのうち体型が元に戻って着られるのではないかと考え、取っておくケースはよく見られます。

しかし、着られない服を取っておいたところでいつか着る可能性は低く、数年後に好みや流行が変わっていることも考えられます。「いつか使うかもしれない」は「使う日は来ない」と変換して、思い切って捨ててしまいましょう。

1-5.物に囲まれているとほっとする人

物に囲まれているとほっとするタイプの方は、買い物をする行為自体が好き、もしくは物があるということに満足感を覚えている可能性があります。反対に物が少ないシンプルな空間にいると、落ち着きをなくしてしまうことも少なくありません。

物がたくさんあっても、ふだんから利用するのはその中のごく一部のはずです。利用頻度が高く本当にお気に入りの物だけに囲まれた空間の方が快適だと思いませんか。利用頻度の低い物を一度片付けてみると暮らしやすさに気付ける可能性があるので、片付けることから始めてみましょう。

2.不用品を捨てるための手順

不用品を捨てたいと思っているのなら、以下の手順に沿って物と向き合ってみましょう。そうすれば、不必要な物は思い切って捨てられます。

2-1.収納していた物をすべて並べる

まずは、持っているものを視覚的に把握しましょう。同じ物を複数持っていたり、似たような物ばかり持っていたりすることがよくわかります。

2-2.分類する

一つひとつの物を「捨てる」「使い続ける」「保留する」の3つに分類します。決断するのは難しいので、保留する物が多くても構いません。日を改めて再度検討すると、捨てられる物も出てきます。

2-3.収納する

物を減らすことができたので、取り出しやすいように収納しましょう。そうすることで、物の紛失を防ぎ、持っているのに新しく購入することを予防します。

3.まとめ

不用品を捨てられない理由は人によって違いますが、もったいないと思ってしまう人は物を置いている空間や取り出す手間について考え直してみましょう。捨てることに罪悪感がある人は心の中で感謝しながら捨てるのがおすすめです。決断できない人は1日1個を目標に捨てることにチャレンジしましょう。いつか使うかもしれないと思ってしまう人は、思い切って捨てることが大切です。物に囲まれているとほっとする人は、収納することから始めましょう。

収納していた物をすべて並べ、分類、収納すれば、不用品を捨ててすっきりとした暮らしを実現できます。不用品が多くなってしまった場合には処分の手間も増えるため、不用品回収業者に依頼することも検討してみましょう。

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